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産後ケア

出産を終えて間もない女性を、褥婦というが、褥婦は心身ともに劇的な変化を体験している。適切なケアが必要となる所以である。ここでは、産後の食事ケアに焦点を絞ってお話したい。

褥婦の食事ケアは、特にそのバランスが必要となる。その基本は、主食、主菜、副菜の食事内容に、ビタミン・ミネラルの補給であり、味付けは薄味に徹することと、一日三食をゆっくり時間をかけて食する。決して、無理なダイエットをしないことも大切だ。また、和食の場合、「まごはやさしい」を食べることが推奨される。「ま」はマメを、「ご」はゴマを、「は」はワカメなど海藻類を、「や」は野菜を、「さ」は魚を、「し」は椎茸などのキノコ類を、「い」はイモ類を、それぞれ指す。また、コーヒーや紅茶のカフェインは母乳を介して乳児に移行し、蓄積される傾向がある。その結果、乳児の機嫌が悪くなる、乳児の体重の増加が抑制されることがあるので注意すべきである。

退院後二週間は母体の回復期にあるため、安静が必要であるため、育児や優先される家事のみを行い、他は夫に手伝ってもらうことが大切になる。夫の手伝いが制限される場合には、自治体によっては有料でケアヘルパーを紹介してくれるところもあるのでそれを利用するなどして、食生活を中心とした褥婦の体調管理を図ることが何よりも大切となる。

褥婦の食事の安定は、直接乳児の体調の安定につながるため、周囲からのケアをはじめとしたトータルなケアが必要である。

テーマ : 初めての妊娠・出産・育児 - ジャンル : 育児