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産後肌荒れ

肌理の細かい、透き通る肌を持っていた女性が、しばらく見ないと思ったら、つやのない疲れた顔をして現れる。年齢よりも若く見えることが自慢だったはずが、目の前の女性は少々老けてしまったように見える。聞くと、産後間もないとのこと。出産は、少なくとも出産からしばらくは、女性から美意識すら奪ってしまうようだ。

出産前後は、女性ホルモンの影響で、肌荒れを起こしやすい。特に、女性ホルモンの影響によるシミが出やすい。ただ、このシミは、出産に伴う一時的な女性ホルモンの過剰が原因なので、時間の経過とともに通常消失する。他方、顔色や顔つやは、子育ての疲労から来る場合が多く、こちらの方は、時間の経過による回復を期待するのは難しい。というのも、子育てには、特に初産の場合、「慣れ」というものを考えにくいのだ。日々成長する乳児は生育段階をとどまることを知らず上っていくだけであり、あることに慣れたと思うや否や次の成長ステップに入り、そこで新たな不安に遭遇することになるのだ。

こういう状況の中、女性は疲労困憊の態で、自らの美意識すらなくしていく。丹念な化粧がなおざりの薄化粧になり、美しい衣装はいつ開くともしれないタンスの中深くしまい込まれ、よれよれの普段着がそれに変わる。発売日を待ちわびたブランドひしめく月刊女性誌はいつの間にやら今は昔の本となる。

子育てと仕事が厳密な意味で両立しないのは、時的限界による。子育てと産後の身辺整理の両立がうまくはかどらないのは、一種の「諦め」だ。きれいにしても仕方ない。きれいに着飾ることは無駄で面倒。最低限、他人を不愉快にさせない程度の人間であればいい。後は子育てに専念しようというのだ。個人的には、女性が外見にそれほど拘泥せずに子育てに専念する姿こそ美しいと思うがいかがだろう。

テーマ : 敏感肌、乾燥肌、美肌 - ジャンル : ヘルス・ダイエット